に戻りたい…



小学2年のときの国語の教科書にレオ・レオニの「アレクサンダとぜんまいねずみ」というお話が載っていたのを思い出します。
今、一番下の妹が小２で、彼女の使っている教科書にもこのお話が載っていました。以前、晩御飯中に彼女が知ってるかと訊いてきたことで思い出しました。
懐かしいなぁ、なんて思っていると、隣で姉が「あれだろ、ねずみ（アレクサンダ）が玩具のねずみになりたいとか言ってたやつ」と。「いやいや、ねずみ（アレクサンダ）がぜんまいねずみを普通のねずみにするんじゃなかった？」なんて言い合っていると、横から妹が「どっちもそうだよ」と。
人の記憶なんてそんなもんです。

小学校ももう春休みなんで、彼女から教科書を拝借。十年ぶりくらいに「アレク（略）」を読みました。懐かしい、うん。
昔は、そりゃまだ8歳ぐらいなんで流石に腐ってはいませんでした。なのでそれは純粋にアレクサンダの優しさに感動していた気がします。しっかしまぁ、今読み返してみて、なんて自分が残念な大人になりつつあるのかがありありと見せ付けられました。読んで直ぐに絵描き始めて、それが最早擬人化……レオ・レオニに謝れ。



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